vol.01 定年後の働き方に、農業という選択を

~ シグマが始めた地域貢献×シニア活躍プロジェクト ~
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2024年春、弊社はシニア層の働き方の可能性を広げる新たな試みとして、「農業プロジェクト」を立ち上げました。

この取り組みを先導するのは、代表の鈴木 昭(すずき あきら)です。

70歳を目前にしてもなお、「現役経営者」として現場に立ち続ける代表鈴木。その新たなチャレンジの舞台が「畑」だったこと。
社内からは意外性とともに関心が集まり、現在では「シグマらしい挑戦」として、多くの社員がその想いに共感し、応援の声が広がっています。

「これまで“人が働く場”をつくることに取り組んできた企業だからこそ、自分自身も最後まで“働く人”でありたいと思ったんです。」

農業に携わるのは初めて。「むしろ、土なんて触ったこともなかった」と笑う鈴木。
今では雑草の見分け方や作物の成長リズムなどを、日々学びながら実践しています。

鈴木がこの取り組みに込めたのは、次の3つの想いです。

1.自分自身が“働き続けるロールモデル”になりたい 

「会社として“シニアが働ける場”をつくるなら、まずは自分自身が実験台にならなければ説得力がない。
身体が動くうちは、年齢に関係なく、社会の一員として活躍できることを証明したいと考えました。」

2.同世代の仲間に“生きがい”を届けたい 

「70歳という年齢は、体力は多少落ちても、経験や知恵はむしろ増していく。
それを“もったいない”で終わらせるのではなく、活かせる場をつくりたいと思いました。
働くことで生活リズムが整い、心にも張りが生まれます。」

3.地域と企業を“つなぐ”新しいかたちを目指したい 

「働くという行為は、単に報酬を得ることだけではありません。地域の方とのあいさつや野菜を通じた交流など、畑には人と人をつなぐ力があると感じています。こうした自然な関わりが、企業としての地域貢献につながるのではと考えました。」

こうして始まったのが、“働く畑”プロジェクトです。

これは単なる福利厚生や余暇活動ではなく、「仕事」としての農業を整備する取り組み。無理なく、楽しみながら働き続けられる、新しい雇用のかたちを目指しています。

春夏秋冬にあわせ、現場の様子や参加者の声、プロジェクトの背景にある想いをご紹介していきます。

不定期ですが、お楽しみくださいね。

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